NISA口座を、楽天証券に移管したい人は、多いです。
なぜならば、楽天証券は、楽天グループという巨大なグループ全体での囲い込みサービスが豊富です。
特にグループ全体で使えるポイントサービスに関しては、業界初のサービスを連発しています。
ここでは、NISA口座を移管する手続きについて、お伝えをします。
事例がないとわかりにくいと思いますので、
他社証券会社(SBI証券会社)にNISA口座を持っていて、楽天証券で始めて特定口座を作りつみたてNISA口座を作る手続きの流れに関してみていきます。
目次
NISA口座の移管の手続きの流れ
移管の手続きに関しては、移管完了までは、1か月~2ヵ月ほど見ていただくと良いと思います。
まずはどのような手順を踏めばよいか見ていきましょう。
1、SBI証券(今持っているNISA口座の会社)に連絡をして、書類送付依頼をする。
2、楽天証券に特定口座、つみたてNISA口座開設手続きをする。
3、SBI証券から郵送された書類を返信し、「非課税管理勘定廃止通知書」を受け取る。
4、楽天証券に書類提出後、移管手続き完了。つみたてNISA口座が設定。(2~3週間)
今NISA口座を持っている会社に連絡して、「非課税管理勘定廃止通知書」を
1、SBI証券(今持っているNISA口座の会社)に連絡をして、書類送付依頼をする。
まずNISA口座を持っていたSBI証券に電話します。お問い合わせ窓口は下記です。平日の8時から18時対応してくれます。
「NISA口座を他社に移したい」という旨を伝えましょう。
万が一、それまでSBI証券でNISA口座を使っていた場合は、ロールオーバー(5年間という非課税期間を延長する)はできません。そういった注意事項なども電話で確認があります。
それでも「移管」の意思を伝えますと、書類を郵送してもらえます。「金融商品取引業者等変更届出書」の郵送があります。
簡単に言うと、SBI証券から⇒楽天証券にNISA(非課税枠)を移すことですね。
書類自体は、2~3日で届きますので、届きましたら、内容を記入して、返信します。
2、楽天証券に特定口座、つみたてNISA口座開設手続きをする。
同時に楽天証券に、口座開設をします。
NISA口座の選択画面
NISA口座の選択画面「つみたてNISAを開設」のボタンを押します
「他社でお持ちのNISA口座を楽天証券に変更する 」にチェックします。
なぜ、「非課税管理勘定廃止通知書」なるものを受け入れ多少の時間と労力をかけないといけないかというと、【つみたてNISA口座・NISA口座】は、少額投資非課税制度といった、制度のことで、税金面でのメリットがあるため、税務署で重複がないかどうかを厳重にチェックするためです。
3、SBI証券から郵送された書類を返信し、「非課税管理勘定廃止通知書」を受け取る。
SBI証券から、「非課税管理勘定廃止通知書」が届きます。
その書類を楽天証券に郵送します。
4、楽天証券に書類提出後、移管手続き完了。つみたてNISA口座が設定。(2~3週間)
到着してさらに2、3週間後に、口座設定されます。これで完了です。非常に簡単に済みます。
注意事項
注意事項としては、NISAを万が一使っていた場合は、過去の口座を移管はできないということです。またロールオーバーも不可です。
「つみたてNISA」は、また新たに楽天証券で設定します。また、証券取引の1年とは、1月から12月ということになります。
1月から、少しでも「NISA」「つみたてNISA]を使った場合は途中で移管はできません。
それだけご注意ください。万が一その年使っていなかったとしても、10月以降ですと、その年の枠は使えないので、ご注意ください。
まとめ
ここでは、NISA口座移管について、SBI証券⇒楽天証券を例にお伝えをしました。時間はかかれど、非常に簡単な書類の流れです。
あなたの作業はここまでで、あとは、2~3週間待つのみです。