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*三井住友銀行deつみたてNISA口座開設は?評判は?おススメできない理由

三井住友銀行で、つみたてNISA口座開設をしようと考えているなら、

ちょっとまってください!!三井住友銀行は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行と並ぶメガバンクに1つです。

信頼できる銀行であるため、銀行員のオススメのまま、つみたてNISA口座を開設してしまう人もいます。

しかし本当に、三井住友銀行でつみたてNISA口座を開いてもよいでしょうか?

そこは、「NO」です。

なぜなら、三井住友銀行は、

選べる商品の数」だったり

使いやすさ」だったり、

ネット証券と比べるとかなり劣っているからです。

つみたてNISA口座は、ひとり「1口座」しか開けません。

そのため、慎重に選ぶ必要があります。

確かに途中で変更することも可能ではあります。

しかしながらその手続きも面倒ではあります。

そのためあなたが生涯お付き合いできるような金融機関に口座を開くべきでしょう。

その生涯お付き合いできる金融機関として、

三井住友銀行を選んではいけない理由を「5つ」おつたえします。

さらに「つみたてNISA口座を選ぶ基準について」お伝えします。

あなたがつみたてNISA口座を開く参考にしてみてください。

目次

三井住友銀行で、おススメできない5つの理由

三井住友銀行で、つみたてNISA口座をおススメしない5つの理由を下記に記載しました。

順番に見ていきましょう。

三井住友銀行のつみたてNISA5つのポイント

1、投資信託の数はわずか3本

2、投資信託の信託報酬高め

3、毎月の積立金額下限は1000円~

4、枠を使い切る制度がない

5、キャンペーンは、なし

1、投資信託の数はわずか3本

金融庁が定めている「つみたてNISA対象商品」は、全部で163本あります。(2019.7現在)

その中で、三井住友銀行で購入できる商品は、下記のたったの3本のみです。

日本株式・三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスF

世界株式・三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスF

バランス・ブラックロック・つみたて・グローバルバランスF

ただし、その3本が、最も魅力的な投資信託であれば、それはいいことです。

なぜならば、初心者は162本の中から投資信託を選ぶことは至難の業だからです。

そのため、最も魅力的な投資信託をあらかじめ選んでいてくれているのであれば、それはそれで良いといえます。

では、次にその3本が「つみたてNISA対象商品」のなかで、最も魅力的な投資信託であるのかを、「2、投資信託の信託報酬が高め」と一緒に下記で、検証していきます。

2、投資信託の信託報酬は、他社と比較して高い

まず、商品を選ぶ時に見るべきところがあります。

下記の2つです。

信託報酬(運用コスト)

純資産

・信託報酬

「信託報酬」は、運用中ずっと払い続けなければならない運用コストのことです。

三井住友銀行で取り扱っている運用内容は、インデックス投資。インデックス投資とは、「指数と同じ」成果を上げる運用になります。そのため、どの会社の、どの運用も大差はありません。あるのは、信託報酬が「高いか安いか

同じ運用であれば、安いほうを選ぶことが鉄則です。

長い期間なので、少しでも安いものを選びます。

・純資産

次に見るのが純資産です。

「純資産」とは、投資信託の大きさのことです。

万が一、「信託報酬」が同じ2つの投資信託があれば、純資産の伸びを見ます。

では、信託報酬・純資産の観点から、他社の投資信託と三井住友銀行の投資信託の比較をしてみます。

他社の投資信託と三井住友銀行の比較

三井住友銀行の日本株式(1本)と他社比較

まず日本株式の運用商品です。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスF」という商品です。

日本の代表的な指数「TOPIX」に連動するインデックスファンドです

同じ日本株式のインデックスファンドで、「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」という人気商品があります。

わずかですが、「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」のほうが、信託報酬が安いです。

ただし、その差は、「0.0016%」です。

ほんのわずかです!

そのため、三井住友の取扱商品である「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスF」もそれほど悪くはなさそうです。

ただ着目してほしいのが、「純資産と運用設定日」です。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスFは、運用設定日は2011.12.29と長く運用しています。

ただし「純資産」は少ないです。

人気の投資信託である

「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」は、2015.4.27から運用。設定は、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスFよりも、遅いですが、「純資産」は、多いです。

そのため、「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」のほうが今後も純資産は伸び続ける可能性があり優れてるといえます。

商品名 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスF <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
信託報酬 0.1728% 0.17172%
純資産 201億 197億
設定 2011/12/09 2015/04/27

ニッセイ外国株インデックスファンド⇒

ただし、この商品は、三井住友銀行では買えません。

ネット証券【楽天・SBI・マネックス・松井】で購入可能です。

三井住友銀行の全世界株式(1本)と他社比較

次に全世界株式の商品「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスF」です。

信託報酬は0.27%と安いです。

これは、全世界の株式のインデックス「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動して運用を行う投資信託です。

同じ運用で、三菱UFJ国際の「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」があります。信託報酬は、0.15336%です。

⇒つみたてNISAで始めよう★コストにこだわり抜いた★eMAXISの新しいカタチeMAXIS Slime!!

長きに渡り持ちますと、かなり違いが出てきます。

ただし、この商品は、三井住友銀行では買えません。

ネット証券【楽天・SBI・マネックス・松井】で購入可能です。

商品名 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスF 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
信託報酬 0.27% 0.15336%

三井住友銀行のバランス(1本)投信と他社比較

3本目は、バランス投資の「ブラックロック・つみたて・グローバルバランスF」です

「バランス投資」とは、1つの市場だけではなく2つ以上の市場が合わさってできている投資信託のことです。

たとえば、「日本株式・世界の株式・日本の債券・世界の債券」だったり、「日本の不動産・世界の不動産」だったり、組み合わせは沢山あります。

ブラックロック・つみたて・グローバルバランスF」は、「国内債券19.5%・先進国債券9.8%・国内株式25.7%・先進国株式30%・新興国株式7.1%・先進国リート6.9%・現金0.9%」という比率です。

「ブラックロック・つみたて・グローバルバランスF」と同じ、もしくは近い運用の投資信託と比較します。

引用:ブラックロック・つみたて・グローバルバランスF月次レポート

「ブラックロック・つみたて・グローバルバランスF」と同じ、もしくは近い運用の投資信託と比較します。

「One-たわらノーロード バランス(標準型)」は、かなり近い運用です。

株式:60%(国内・先進国・新興国) 不動産:20%(先進国・国内) 債券:20%(国内・先進国・新興国)です。

信託報酬は、「ブラックロック・つみたて・グローバルバランスF」は、0.63%、「One-たわらノーロード バランス(標準型)」は、0.2376%です。

その差は、0.4%です。

0.4%の違いは、大きいです。万が一20年持った場合は、8%の違が出てきます。

運用会社の説明です。👇

つみたてNISA採用投信*たわらノーロードシリーズの運用会社★アセットマネジメントOne★

「One-たわらノーロード バランス(標準型)」は、三井住友銀行では選べません。

運用スタイル ブラックロック・つみたて・グローバルバランスF One-たわらノーロード バランス(標準型)
信託報酬 0.63%
0.2376%

 

つみたてNISA採用投信*たわらノーロードシリーズの運用会社★アセットマネジメントOne★

たわらノーロード投信⇒

上記3本、信託報酬は、高いということがわかりました。

:ネット証券【楽天・SBI・マネックス・松井】で購入可能です。

3、毎月の積立金額の下限は、月1,000円からと高額

次に、毎月の最低つみたて額を見てみます。

三井住友銀行の店頭に行って「つみたてNISA」の手続きをするとなると、最低のつみたて額は10,000円になります。

インターネットで取引をする場合は、月1,000円からつみたてが可能です

あなたは、1,000円つみたてるのは、可能ですか?

「はい、可能です」という人もいます。

「ちょっときついです」という人もいます。

「ちょっときついです」という人は、三井住友銀行でつみたてNISAは、開けません。

「はい、可能です」と答えた人も、少し考えましょう。

下記は管理人の楽天証券でのつみたてNISAでの取引です。

管理人は、楽天証券というネット証券会社で「つみたてNISA」を始めました。

その会社は、最低つみたて金額が100円から可能です。

そのため、1つの投資信託ではなく、数本に分散して投資できます。

その中には、月々100円で投資をしているものもあります。

投資自体初めてだと何が良いかわからない。

であれば、いくつかに分散するという方法もありです。

楽天証券はどんな証券会社か参照⇒楽天証券

*三井住友銀行は、できません。

4、枠を使い切る制度がない・・・

次に「つみたての枠のこと」です。

つみたてNISAの「枠」は、年間40万円という上限が決まっています。

そのため月々33333円ということになります。

月33333円買うと、「毎年4円」購入できない金額が出てきてしまいます。

そのためボーナス制度があります。

ボーナス月は設定できる

毎月30,000円を購入して、ボーナス月は、50,000万円で購入するという月を設定することにより、40万円上限まで購入することができます。

30,000×12か月=360,000円 と、ボーナス月 20,000×2ヵ月=40,000円 360,000円+40,000円=400,000円ということになります。

 

三井住友銀行にもこの制度はあります。

ただし、これは普通のサービスです。

たとえば、年の途中から始める場合などは、使い切りができません。

それを使い切れるサービスがある証券会社もあります。

ぎりぎり使い切ることができない

管理人が使っている楽天証券は、1円も残すことなく使い切ることがいつでもできます。実は管理人は、昨年までは、他の金融機関に「NISA口座」がありました。今年に入ってから、いろいろ調べて一番有利で、使い勝手の良い楽天証券に変えました。そのため、年度の途中からになってしまいました。三井住友銀行のサービスですと、年度の途中ですと、その前までの非課税枠は捨ててしまうことになります。例えば、7月に移管手続きが完了したとしますと、1月から6月の非課税枠は、使い切ることができません。

楽天増額について解説⇒

SBI証券も、ギリギリ注文というのができます。

ギリギリ注文について⇒

SBI証券について解説⇒SBI証券

楽天証券・SBI証券は、枠をギリギリに使い切ることが可能です。

これは無駄がなくうれしい制度ですね!

*三井住友銀行にはありません。

5、キャンペーンは、なし

今のところ三井住友銀行に、つみたてNISAキャンペーンはありません。

6、三井住友銀行でつみたてNISAのまとめ

以上、ここでは三井住友銀行でつみたてNISA口座を開くのは、おススメできない理由を見てきました。

以下がおすすめできないポイントになります。

ポイント

1、選べる商品の数はわずか3本しかありません。長く投資をするという観点から考えると多いほうがいいです

2、魅力的な商品は、「信託報酬が安いこと」が、第一条件ですが、安くはありません

3、毎月の積立金額の下限は、1000円からですが、100円からの金融機関もあります

4、つみたてボーナス設定はあります。上限ギリギリまで購入できません

5、つみたてNISA口座開設でのキャンペーンは、なし

選択する投資信託が少ないのが、デメリットでしょう。

つみたてNISA対象商品は、163本あります。(2019.7現在)その中で、三井住友銀行で購入できる商品は、たったの3本のみです。

しかも魅力的ではありません。信託報酬は高めです。

グループ社のSMBC日興証券では、取り扱いが0です。

万が一つみたてNISAを希望する人がいる場合は、三井住友銀行に誘導しているようです。

「え?やる気あるの?」っと感じてしまいます。

同じメガバンクでも、三菱UFJ銀行は、15本購入できます。

みずほ銀行は、5本です。グループ会社のみずほ証券でもつみたてNISAの取り扱いが3本(うち2本重複)あります。

メガバンクの中では、三井住友銀行は、最も選びたくない金融機関になります。

要するに、三井住友銀行は、ある程度資金力のある個人に特化した運営を行うことにしたのではないかと思わざるを得ません。

それが悪いわけではありません。ただし、つみたてNISAをする金融機関としては、不足だとは思います。

では、どのような金融機関だと満足できるのでしょうか?

7、ネット証券でつみたてNISAスタートするのが理想のカタチ

上記の条件をすべて満たしている金融機関があります。つみたてNISAは、20年と長く取引をすることになります。

それが、SBI証券楽天証券です。

ギリギリ注文はできませんが、初心者向きなのがマネックス証券ロボアドバイザーを使えるのが松井証券です

それぞれ特徴があります。

比較検討してあなたにあったネット証券を選ぶと良いでしょう。

NISA口座移管手続き・三井住友銀行⇒楽天証券!!

つみたてNISA口座:SBI証券⇒楽天証券に口座移管する手続きの流れ

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三井住友銀行⇒三井住友銀行ホームページ

比較検討してみると良いでしょう!

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