つみたてNISAでひときわ注目されている運用商品で、「<購入・換金手数料なし>シリーズ」という投資信託があります。
その名の通り、「購入時、換金時に手数料がない」投資信託になります。
「シンプルでわかりやすい」「様々な資産・地域から選ぶ」「コストはできるだけ抑えたい」などといった特徴が人気の秘密のようです。
シリーズという名のごとく、12本の投資信託商品があり、組み合わせは自由自在です。
現在つみたてNISAで購入できる投資信託はそのうちの7本あります。
年に1度行う投資信託の祭典である投信ブロガーによる、一般投資家のための祭典「FUND OF THE YEAR」では、毎年高位に選ばれている投資信託です。
ここでは、<購入・換金手数料なし>ニッセイインデックスファンドの4つの魅力をお伝えしたいと思います。なぜつみたてNISAでこの投資信託は人気があるのかを、順に見ていきましょう。
4つのポイント
-
- 1.こだわりの<購入・換金手数料なし>シリーズの商品性
- 2.こだわりの<購入・換金手数料なし>シリーズの純資産残高の推移
- 3.投信ブロガーが選ぶ!FUND OF THE YEARに4年連続選ばれる
- 4.運用★ニッセイアセットマネジメント㈱のこと
目次
1.こだわりの<購入・換金手数料なし>シリーズの商品性の魅力
まず<購入・換金手数料なし>シリーズの3つの特徴をお伝えいたします。
手数料0円・運用コストはできるだけ抑えたい
選び方は、自由自在・様々な地域・資産から選びたい
シンプルでわかりやすい
といった3つの特徴があります。
まさに、このシリーズは、つみたてNISAの対象商品に選ばれるべき商品性といえます。
なぜなら、金融庁がつみたてNISAに望む選定基準に「シンプル」「コスト安」という2つがあるからです。
そのため、シリーズが元々掲げている「シンプル」且つ「コスト安」という2つを兼ね備えたこのシリーズは、つみたてNISAの対象商品に選ばれるべきして選ばれたということが言えるでしょう。
では、3つの特徴を順に見ていきましょう。
手数料0円・運用コストはできるだけ抑えたい
ネーミングが、<購入・換金手数料なし>といったものなので、手数料が0円の投資信託ということがわかります。
その上、この投資信託は、運用コストがかなり安いことで有名です。
インデックスファンドの場合は、指数に連動する運用成績ということが特徴になります。そのため、ほとんどの投資信託の場合は、同じような運用になります。
差は、あまりないといえます。ということは、出来れば運用コストが安いほうが良いということになります。
下記は、<購入・換金手数料なし>シリーズで、つみたてNISA対象商品である7本の運用コストと同一の他社商品の運用コストの比較を載せた表です。当シリーズの運用コストがかなり安いことがわかります。
同じような運用先であるならコストが安いに越したことはありません。どの商品もコストが安いことがわかります。
日経平均インデックスファンドなどは、コストが約0.5%も安いのです。
0.5%のコストというとそれほど高いイメージはないかもしれません。
しかしながら、1年40万円だと年2,000円です。
例えばこれが保有している間ずっとかかり、年間40万円づつ増えていくということを考えますとコストは安ければ安いほど良いということが言えるでしょう。
運用商品 | 運用コスト | 同一分類商品運用コスト平均 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | 0.23652% | *1ー |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型) | 0.23652% | *1ー |
<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド | 0.2106% | 0.55% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.17172% | 0.54% |
<購入・換金手数料なし>外国株式インデックスファンド | 0.20412% | 0.58% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド | 0.36612% | 0.61% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド | 0.18252% | 0.69% |
*1:比較商品するないので記載なし。
選び方は、自由自在・様々な地域・資産から選びたい
投資対象ラインナップは、「株式」「債券」「リート」「分散投資」があります。
また地域は、「国内」「海外」とあります。
それぞれの投資対象、地域を組み合わせて購入することで、あなたは自然に地域・投資対象を「分散投資」することができるのです。
商品名の前にパズルのピースのような図があります。このように、パズルのように組み合わせてお好きなものをお好きなように組み込み、あなた自身がオーダーメードで運用するといったスタンスでこの商品は構成されています。
シンプルでわかりやすい
運用内容がわかりやすいということがあります。「<購入・換金手数料なし>シリーズ」は、インデックスファンドになります。
インデックスファンドは、市場の代表的な指数に連動する運用成果を目指すものです。
たとえば、日本の指数ですと、日経平均株価だったり、TOPIXだったりというものです。そういった指数に連動して運用成果を目指すものなので、ネットや、テレビのニュース等で常に指数を見ることができるのでわかりやすいといえるでしょう。
初心者向きではあります。
引用元:ニッセイアセットマネジメント
2.こだわりの<購入・換金手数料なし>シリーズの純資産残高の推移
次に見ていきたいのが、純資産です。投資信託は、どのくらいの運用資産があるのかは、投資信託を選ぶポイントとしては、非常に大切といえます。純資産が多ければ多いほど運用商品としても優れているといえるでしょう。購入する人が多いということはそれだけ信頼できるといった証拠になります。下記は、<購入・換金手数料なし>シリーズの純資産残高の推移です。
年々上昇していることがわかります。2017年9月期には1,000億を超える投資信託となりました。
1,000億規模の投資信託であれば、安心して持つことができるでしょう。
個別に見ていきましょう。
「コスト安」「シンプル」という面で類似商品である「三菱UFJ国際投信㈱のeMAXIS Slimシリーズ」と純資産を比較してみましょう。
<購入・換金手数料なし>シリーズ・純資産 | eMAXIS Slimシリーズ・純資産 | |
日経平均インデックスファンド | 28.9億 | 2.19億 |
新興国インデックスファンド | 3.5億 | 57.96億 |
外国株式インデックスファンド | 850億 | 105.39億 |
TOPIXインデックスファンド | 168億 | 23.4億 |
JPX400インデックスファンド | 1.2億 | 79.95億 |
インデックスバランスファンド(4資産) | 21億 | ー |
インデックスバランスファンド(6資産) | 0.9億 | ー |
*インデックスバランスファンド(4資産・6資産)は、eMAXIS Slimシリーズでは、取り扱いがありませんでした。
新興国インデックスファンド・JPX400インデックスファンドに関しては、eMAXIS Slimシリーズのほうが純資産が多いという結果になりました。
外国株式インデックスファンドは、850億とかなりの資産を集めていることがわかります。TOPIXインデックスファンドも、168億の純資産があり、eMAXIS Slimシリーズの類似商品と比べると純資産が7倍ということがわかりました。
3.投信ブロガーが選ぶ!found of the yearに4年連続選ばれる
投信ブロガーが選ぶ!found of the year というイベントが年に一度あります。このイベントでなんと「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」が、4年連続で入賞しました。
この賞はどのような賞かというと、投資信託を常に色々な角度からウォッチしている投信マニアで、なおかつブロガーである人たちが年に一度開催するイベントのことです。
ポイントは、審査員が、すべて一般の人たちということろでしょう。
企業が良い投資信託を選ぶとなると、宣伝だったり、企業間のつながりだったりといったことがあり、事実をなかなか伝えられないといったジレンマがあります。
そのため公平なジャッジがなかなかできないこともあるでしょう。
しかしながら、この投信ブロガーが選ぶ投資信託というのは、徹底的に投資家目線で商品を選ぶために、賞に信ぴょう性があるのです。
その賞に4年連続選ばれたのです。
それが、次に紹介する<購入・換金手数料なし>シリーズの人気商品である<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスです。
この商品の特徴を、紹介しましょう。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
<購入・換金手数料なし>シリーズで一番の人気商品は、なんといっても<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドということが言えるでしょう。この投資信託は、上記でも紹介しました通り、2014年度から3年間「投信ブロガーが選ぶ!found of the year」にて1位を取得していました。2017年度は、2位という結果でしたが、4年連続選出されています。
数多くの支持者がいる証拠でしょう。
投資先
投資先は、「外国株式」という名の通りです。日本をのぞく先進国の株式に投資する商品です。
MSCIコクサイ・インデックスというインデックスに連動する投資成果をめざす投資信託になります。
国・地域別で見ますと、圧倒的にアメリカが多く組み入れられています。
以下、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、スイス、オーストラリア、オランダ、香港と続きます。
世界の株式市場は圧倒的にアメリカが多いことがわかりますね。
次に組み入れられている企業を見てみましょう。
銘柄数は、1313銘柄と幅広い企業に投資をしています。
企業の業種も様々ですね。情報技術、一般消費財・サービスと多岐にわたっています。
上位組み入れの企業は、アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムといったアメリカの名だたる企業が中心です。
親近感が湧きますよね。
MSCIコクサイ・インデックス
MSCIコクサイ・インデックスのインデックスに連動する投資信託です。
この投資信託の凄いところは、ベンチマークとほぼ同水準というところがあります。
インデックス投信の中には、少しずつベンチマークから乖離してしまうものもありますが、この投資信託はほぼ同じということが下記の図でも明らかです。これはすごいです!
純資産推移も順調
2013年12月設定以降、順調に純資産は増え続けています。
4.運用★ニッセイアセットマネジメントのこと
<購入・換金手数料なし>シリーズの最後のポイントは、なんといっても「ニッセイ・アセットマネジメント㈱」の運用ということが言えるでしょう。
このニッセイ・アセットマネジメント㈱は、言わずと知れた日本でかんぽ生命の次に総資産のある日本生命保険相互会社の子会社です。1995年に設立された会社です。
常にお客様中心に考え、「長期的」「安定的」な資産運用をかかげて年金基金や、投資信託をお客様に提供をしています。
資産運用の推移
資産運用残高は、10兆あります。これは、日本にある運用会社第7位です。
下記の表でもわかるように、順調に伸びている会社です。
世界とつながっている
また、以下の図のように、世界中にネットワークがあります。提携会社であったり、子会社であったり、世界中でつながっています。
どれほど腕のいいファンドマネージャーがいたとしても、どんなにいい商品を提供したとしても、やはりネットワークがないとなかなかいい運用というのはできないものです。
それが、ニッセイアセットマネジメント㈱にはあり、強みでもあります。
また、数多くのお客様からの支持があり、法人契約では、業界ナンバーワンの支持を得ています。このことは、一朝一夕では、構築できるものではありません。長きに渡り、日々コツコツと努力を重ねて、優れたパフォーマンスを実現できるように運用を継続していったからにほかなりません。
そこには、誠実な運用サービスを感じることができます。
まとめ
ここでは、ニッセイ・アセットマネジメント㈱の「<購入・換金手数料なし>シリーズ」がなぜ支持されているかを4つのポイントを見てきました。
1.こだわりの<購入・換金手数料なし>シリーズの商品の魅力
なんといっても、「シンプルでわかりやすい」「様々な資産・地域から選ぶ」「コストはできるだけ抑えたい」の三つの特徴があり徹底的にわかりやすくしています。
2.こだわりの<購入・換金手数料なし>シリーズの純資産残高の推移
純資産の推移が、著しいです。シリーズ全残高純資産が1,000億を超えています。
3.投信ブロガーが選ぶ!FUND OF THE YEARに4年連続選出
一般投資家のための一般投資家が選ぶFUND OF THE YEARに4年も連続で<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、選ばれています。他に例がありません。
4.ニッセイアセットマネジメント㈱の運用
常に顧客目線で「長期的」「安定的」な資産運用を心掛けている会社です。世界中にネットワークがあり安心できる運用会社です。
以上4つが大きな特徴でしょう。<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを中心にこれからも<購入・換金手数料なし>シリーズは、大きく成長していく投資信託になることでしょう。
この<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを、つみたてNISAで購入する場合には、まず証券会社に口座開設が必要になります。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、GMO証券などで購入可能です。また、あなたにあった証券会社を選ぶと良いでしょう。