アセットマネジメントOne株式会社という会社があります。
日本で最大の資産運用会社です。
日本で最大の資産運用会社ということは、アジア最大の運用会社ということになります。
この運用会社は、
「つみたてNISA」に採用されている投資信託「たわらノーロードシリーズ」を運用していることでも有名です。
ここでは、アセットマネジメントOne株式会社という運用会社を見てみましょう。
また「たわらノーロードシリーズ」の魅力にも触れたいと思います。
目次
アセットマネジメントOneの成り立ち
アセットマネジメントOne株式会社は、2016年設立という非常に新しい会社になります。
4つの運用会社が統合してできた会社です。
その4社は、
「みずほ投信投資顧問」「新光投信」「みずほ信託銀行の運用部門」、
そして「みずほフィナンシャルグループ」と「第一生命保険」の出資会社の「DIAMアセットマネジメント」という4社の事業統合によって発足しました。
そのため、今まで日本で一番大きな運用会社であった「野村アセットマネジメント」よりも資産残高が大きくなりました。
その資産54兆円といわれています。
会社ロゴは、お客さま信頼度No.1の資産運用会社となること、グローバル大手運用会社になるべくアジアNo.1の資産運用会社となることを表象するものとして、算用数字の「1」を力強く図形化しており、飛躍、上昇イメージを右上がりのカーブで表しています。
ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、香港に100%出資による海外子会社を有し、グローバル展開を行っています。マークに会社の意気込みが感じられますね。
いちばん=「NO.1」信頼される資産運用会社を目指して
国内最大級を誇る資産運用残高、資産運用プロフェッショナルとして、存在感を増してきています。
商品水準の向上や、最高のサービスを提供し
「お客様信頼度No.1」「アジアの運用会社No.1」を目指しています。
最優先に考えるのはお客様の利益であり、そのために、高いレベルの責任を全うすることだったり、チャレンジ精神をもち、国内外の経済の発展や、社会の発展に貢献することなどを会社の「経営理念」に盛り込んでいます。
「アセットマネジメントOne」という社名に表しています。
4つの会社が統合してできた会社なので、それぞれのいい部分を取り入れ切磋琢磨して今後ますます大きくなる期待の持てる運用会社ですね。
プロフェショナルの強み
日本を代表する運用会社として、個人投資家向けに中長期的資産形成、機関投資家向けにの運用プロダクト、ソリューションの提供をしています。
伝統的資産の「アクティブ運用」から、機関投資家からの信頼も厚い
「インデックス運用」、金融工学を駆使した「クオンツ運用」まで、最先端の運用戦略を提供しています。
また個人のお客さまからの注目も高い「インデックスファンドシリーズ」や「ETF」は、長年にわたって提供してきた、「アセットマネジメントONne」の確かな実績があってこそのものです。
運用体制概要
国内トップクラスの運用プロフェッショナル集団による「アクティブ運用」、「パッシブ運用」および運用ソリューションにより、お客さまへの付加価値提供に努めます。
「アクティブ運用」では、「株式運用グループ」「債券運用グループ」「外部委託運用グループ」があります。
「ソリューション運用」では、「運用ソリューション部」「インデックスソリューション部」があります。
グローバル・リサーチ・プラットフォーム
4つのリサーチを融合させることにより、お客さまのニーズに合わせた「最良のソリューション」を提供します。
マクロリサーチ・・・経済調査、市場調査機能の融合による投資戦略に直結する高密度なリサーチ
AI・ビッグデータリサーチ・・・テクノロジー活用による手法の開発、プロセス高度化
クオンツリサーチ・・・最先端の金融工学による定量分析あらたな運用手法の研究開発
ミクロリサーチ・・業種セクター・個別企業分析を国内最大級のアナリストチームによる徹底したリサーチ海外拠点の活用
受賞歴
「R&I ファンド大賞」
「R&I」という日本にの格付け会社があり、その格付け会社が、年一度その年最もパフォーマンスの上がった投資信託に賞を与えています。
運用会社でもなく、証券会社でもない中立的な立場に立ちジャッジをしているので信ぴょう性があります。
たわらノーロードシリーズ
アセットマネジメントOneが手掛けた「たわらノーロードシリーズ」は、つみたてNISAで購入することができる唯一のアセットマネジメントOneの商品になります。
ではいったいこの「たわらノーロードシリーズ」とはどのような投資信託なのでしょう。
たわらの中身は古いのです
実は「たわらノーロード」はファミリーファンド形式で運用しており、各マザーファンドは純資産総額も大きな規模のものです。
運用実績が長いことは良いファンド選びのポイントになります。
固定費の負担や大きな資金流出入に対応しやすくなるため、より効率的な運用が可能となるためです。
運用コストが安い
たわらノーロードTOPIXの信託報酬率(0.1836%(税込))と、国内株式インデックスファンドの平均信託報酬率(0.4728%(税込))で日本株式に投資したとして、それぞれ年率6.2%の期待リターンがあったと仮定した場合の運用結果をグラフにしてみました。100万円を20年間運用した場合、たわらノーロードTOPIXは322万円となり業界平均の302万円と、約19万円の差がありました。
まとめ
アセットマネジメントOneは、設立は2016年と比較的新しいですが、
「みずほ投信投資顧問」「新光投信」「みずほ信託銀行の運用部門」「DIAMアセットマネジメント」の4社が事業統合したアジアで1番の資産運用会社ということがわかりました。
そのため、つみたてNISAで購入することができる「たわらノーロードシリーズ」の運用内容も運用の中身は古く、実績のあるファンドであり、運用コストも平均値を下回り20年続けると運用益に差が出ることがわかりました。
まさしくつみたてNISAの船出にふさわしい投資信託を引っ提げて、日本の金融業界の成長とともに、できた会社ということがいえるでしょう。この新しい「アセットマネジメントOne」の新しい投資信託「たわらノーロードシリーズ」を購入するには、金融機関に口座を開設しなければなりません。あなたに合った証券会社を選ぶ必要があります。