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運用の初心者のあなたには向いている
運用初心者のあなたは「つみたてNISA」が向いています。
「資産運用は、興味はあるがしたことがない」
「始めたいけれども何から始めていいかわからない」といった方がいらっしゃいます。
そういう人は、「つみたてNISA」は向いています。
2014年度にスタートした「NISA」は、すべての投資信託、株式を購入できる制度でした。
一見いいようですが、初心者にとっては何を選んでいいかわからないといったデメリットにもなってしまいました。
それに比べて、つみたてNISAは、購入できる投資信託があらかじめ152本(2018.7現在)と決められています。
それは、初めて資産運用をする人にとっては「選びやすい」といった面ではメリットになるでしょう。
その152本を決めたのは、金融庁です。
金融庁が、「長期」に「つみたてる」により、
資金を「資産形成」できるように「コスト」「運用内容」「運用成績」などの観点から6,000本ほどある投資信託の中から152本を選んでいます。
要するに政府がお墨付きをつけているのです。
そのため、運用初心者の人には、非常に向いています。
潤沢な資金がない人
次に、資金がない人にも向いています。
「資産運用を始めたいけれど、お金がない」
「軍資金が限られている」
といった人も
「つみたてNISA」なら大丈夫です。
つみたてNISAは、年間40万円までしか購入できません。
いくら資金があるからといって大金はつみたてできないのです。月々33,333・・・円までの投資資金に限ります。
しかも最低金額月々100円から投資できる証券会社もあります。(SBI証券、楽天証券)
金額を途中で増やすこともできます。
減らすこともできます。
自由です。
そのため資金がない今でも、いつからでも、資産運用をスタートできるのです。
将来のために備えたい
つみたてNISAに向いている人は、将来の生活のために備えたい人が向いています。
人によって将来のために備える資金というの様々です。
年齢、性別、家族構成、職業などで違ってきます。
例えば、20代から30代のご夫婦だったら、「住宅資金」だったり「教育資金」だったりといったところが将来のための資金といえるでしょう。
40代から50代だったらそれが「教育資金」だったり「老後資金」だったりに変化するかもしれません。
また50代から60代だったら「老後資金」だったり「介護費用」だったりに変化する可能性もあるでしょう。
このように、人によって将来の備える資金というのは、違ってきます。
「つみたてNISA」は、オールマイティーです。将来のために備えたい費用を準備するのに非常に向いているといえます。
資産運用を考えるのが面倒くさい
つみたてNISAは、「資産運用を考えるのが面倒くさい」と考えている人には、向いています。
152本の中から、好きな投資信託を選んで、「つみたてNISA」をスタートした後は自動的に勝手に積み立てを開始してくれます。
後は、使う時まで「つみたて」を続ければよいのです。「つみたてNISA」を開設した金融機関で常に現状は見ることができます。
つまり、契約後はお任せで良いのです。
まとめ
ここでは、つみたてNISAで資産運用をすることが向いている人とはいったいどのような人なのかについてご説明させていただきました。
つみたてNISAで資産運用をすることが向いている人とは、
ポイント
- 運用初心者の人
- 潤沢な資金がない人
- 将来のために備えたい人
- 資産運用を考えるのが面倒な人
以上の人が、「つみたてNISA」に向いている人であるということがわかりました。
将来のために資金を備えたいけれど、なにから始めていいかわからないし、資産運用は難しくてよくわからないという人は、まず「つみたてNISA」から資産運用をスタートさせると良いでしょう。
資産運用というと、ちょっと難しく感じますし、資金が少ないから資金を貯めてから考えようと後回しになりがちでしょう。
また、忙しくて考えるのが面倒になる人もいるでしょう。
そんな人に向いている制度なのです。