投資信託

つみたてNISAアクティブ投信・ひふみプラスが一番人気のわけ【最新版】

「ひふみプラス」という商品が、つみたてNISAの採用銘柄に選ばれました。

そして、この「ひふみプラス」を支持する人が増えています。

「ためて、ふやして、進化する。」

というスローガンを掲げてスタートした「ひふみプラス」は、

いったいどのような魅力があり、支持されるのか?

元証券マンの私が、その魅力を余すところなく調べ上げ人気の秘密をさぐりました。





目次

ひふみプラス人気のポイント3

ひふみプラスは、5,300億超えの純資産を誇る投資信託です。

これは、日本にある6,000本余りの投資信託の中の6位の投資信託です。

かなり巨大な投資信託ということがわかりますね。

ひふみプラスよりも上位の投資信託は、米国の不動産に投資する投資信託だったり、米国の格付けの低い債券に投資をする投資信託だったりです。特徴としては、毎月分配型が出るもので、いまだに上位を占めています。

そんな中、6位まで上り詰めた「ひふみプラス」は、かなりの実力のある日本中心の株式に投資を行う投資信託です。

ここでは、3つのポイントからその魅力をお伝えします。

3つのポイント

1.運用会社レオス・キャピタルワークス株式会社の魅力

2.運用実績がインデックスの1.5倍

3.コストが圧倒的に安い

 

他の投信と比べながら見ていきましょう。





1.運用会社レオス・キャピタルワークス株式会社の魅力

このレオス・キャピタルワークス株式会社という会社は、「資本市場を通じて社会に貢献します【全てはお客様と社会のために】」という経営理念を掲げて、藤野 英人氏が中心となり2003年4月にスタートしました。

現楽天証券の運用商品である「鞍馬天狗」の助言業などを経て、2008年にひふみ投信をスタートしました。折しも2008年は、リーマンショックの年でした。

業績悪化から、株式会社ISホールディングスへの第三者割当増資といった形をとり、株式を発行して業績悪化をしのぐことができました。そのため、今現在も株式会社ISホールディングスのグループ社ではあります。このISホールディングスは、ライブスター証券、ひまわり証券、外為オンライン等保有している会社になります。

2012年度「ひふみプラス」がスタートします。

2012年度から連続4年「R&I ファンド大賞 」2016年度「リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016」

2017年度「リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2017」「R&I ファンド大賞 2017」のダブル受賞。

さらに2017年2月にテレビ東京の「カンブリア宮殿」に出演しています。このとでさらに知名度が上がり、今現在全体の預かり資産7,000億を突破しています。

この会社は、いわゆる独立系といわれる運用会社にあたります。今までは運用会社は、銀行、信託銀行、証券会社などの母体があり、持ち株会社の子会社であることが多かったです。ただ時代の流れとともに、昨今この独立系の運用会社が増えているのも事実としてあります。

独立系の魅力

この独立系の魅力としては、運用者の顔が見えるところにあります。社長である藤野英人氏をはじめとして、シニアアナリストなどが、今までどのような経験をして、どのような実績を出したかという経歴が一目瞭然です。これは、投資家にとっても非常に安心感があります。

また、運用側も顔を出している以上は、負けられないという責任感が生まれることも事実としてあります。その責任感から、ファンドマネージャーの腕は、大手運用会社に比べて高いといえます。

また、運用するにあたり、即実行、実践に移すまでのスピード感はあるでしょう。

大手運用会社ですと、運用するにあたり決定権などは、おそらく個人個人に任されていない場合が多いので状況が急変した時には、決断までに時間がかかる場合があります。

それに比べて、独立系の運用会社ですと、即決断して実行できる運用がかなう可能性があります。

投資家との身近なコミュニケーション

お客様とのコミュニケーションを大切にしたいという考えのもと、毎月の運用についての報告する「ひふみアカデミー」これから投資信託を始める人を対象にした「ひふみ投信、ひよこ塾」など様々なセミナーを魅了で開催しています。

独立系ならではの、ファンドマネージャーとの距離の近さを感じることができます。

ファンドマネージャーから今後の運用方針なども聞くことが可能です。





2.運用実績がインデックスの1.5倍

何はともあれ驚くべきは、2012年度からスタートした「ひふみプラス」のパフォーマンスです。

TOPIXのパフォーマンスと比べると一目瞭然です。

TOPIXの上昇率の150%以上です。(2018.2現在)

また純資産の伸び率も、2017年5月以降急激に伸びています。

純資産が上昇するということは、ファンドマネージャーが多くの運用資産を持つことができるので、投資信託にとってはプラスです。

 

組み入れ銘柄上位10位までの企業です。

適宜相場状況によって運用の組み換えが行われています。

1位組み入れ銘柄は、米国ナスダックに上場している「マイクロソフト」を組み入れています。

大手企業、中小企業、セクター(業種)などは、様々です。

1位でも1.8%/100%ですので、かなり分散されているのがわかります。

引用:ヤフーファイナンス(2018.3)





他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較

次に驚くべきは、下の表です。

他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較になります。

最大の値は、日本株式のパフォーマンス65.0ポイントよりもさらに2.3ポイント高い67.3ポイントです。

管理人が着目したのは、最小値です。

なんと安全資産である「日本国債」の最小値ー4ポイントよりも0.8ポイント少ないー3.2ポイントというところにあります。

引用:ひふみプラス目論見書





汗をかいての情報収集

この運用会社の運用スタンス「足で稼いだ情報で成長企業を発掘」ということがあります。

やはり、企業の情報収集に重きを置いて運用するスタンスというものが、功を奏するものなのでしょう。

「安定的な収益」

「割安感」

「株価水準」

などを調査をして

「経営者」

「ビジョン」

「製品」

「現場の声」

などの観点から一社一社調査をして企業を選定することに重きを置いているからこそ、

これだけのパフォーマンスを出すことができるのです。

 





3.コストが圧倒的に安い

またこの「ひふみプラス」は、他の投資信託に比べても引けを取らないぐらい運用コストが安いです。

購入時の手数料は、3.24%上限でかかります。10万円購入したとすると、3,240円かかります。

ただし、ネット証券では、無料のことろが多いです。

運用コストに関しては、

他の運用商品との比較です。安いことがわかります。

たったわずかの差に感じるかもしれませんが、0.03%違いを20年間複利で持ちづ付けた場合、上昇が違ってきます。

運用商品【運用会社】 信託報酬
結い2101【鎌倉投信㈱】 1.08%
コモンズ30ファンド【コモンズ投信㈱】 1.0584%
セゾン資産形成の達人【セゾン投信㈱】 1.35%
ひふみプラス【レオスキャピタルワークス㈱】 1.0584%





ひふみ投信・ひふみプラスとの比較

レオス・キャピタルワークス㈱は、

「ひふみプラス」のほかに、

「ひふみ投信」

「ひふみ年金」

があります。

ここでは、つみたてNISAで購入できる

「ひふみプラス」

「ひふみ投信」

を比較したいと思います。

運用方針については、同じマザーファンドを通じて運用を行うので

「運用方針」「投資銘柄」は全く同じです。

ただし以下の違いがあります。

ひふみプラス ひふみ投信
手数料 3.24%上限に販売者が決定。ネット証券は0円多数 0円
信託報酬 1.0584% 1.0584%ですが、5年後、10年後に還元あり
購入方法 販売会社銀行・証券会社・ネット証券会社など レオス・キャピタルワークス㈱
純資産 5,558億 1,342億

大きな違いは、購入方法でしょう。

運用会社に直接購入するか、販売会社で購入するかでしょう。

万が一「ひふみ投信」を100万円購入して5年保有すると、毎年2,000円分の還元を行います。

万が一それをさらに5年保有すると毎年4,000円の還元を行います。

といったメリットが「ひふみ投信」にはあります。

ただし、純資産は、窓口の多い手軽さや、メリットからか、

「ひふみプラス」は、5,558億と、日本にある投資信託6,000本あまりの投資信託の6位です。

それに比べて「ひふみ投信」は、

多いとはいえ「ひふみプラス」

の4分の1です。

そのため、「ひふみプラス」がおすすめです。





まとめ

ここでは、つみたてNISAで人気の「ひふみプラス」についてお伝えしてきました。なぜ人気なのかを3つのポイントからお伝えしてきました。

3つのポイント

1.運用会社レオス・キャピタルワークス株式会社の魅力

2.運用実績がインデックスの1.5倍

3.コストが圧倒的に安い

 

独立系の運用会社によるきめ細かな運用、

そのため過去の実績がダントツに良いこと、

またパフォーマンスが良いだけではなくコストが安いといったメリットがあることがわかりました。

運用実績は、あくまでも実績なので今後の将来を約束するものではありません。

しかしながら、実績のない投資信託は運用方法が急激に変わらないと成果は上がってこないでしょう。

この「ひふみプラス」は、長きにわたり実績を得ている投資信託のうちの一つです。

そのため、今後つみたてNISAを開き運用を検討されるのであれば、この「ひふみプラス」はおすすめです。

「ひふみプラス」を購入するのに、まずは証券会社に口座を開設しなければなりません。

ぜひこの「ひふみプラス」から投資人生をスタートさせましょう。




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