つみたてNISA 投資の基礎知識 投資信託

つみたて(積立)NISAでアクティブファンド(商品)おすすめはコレ!!

つみたてNISAの対象商品は、全部で162本です。

その中でアクティブファンドは17本と少ないです。(2018.11現在)

なぜならば

「長期」「つみたて」「分散投資」を考えたときに、

「長期」でパフォーマンスを上げていくのは、

インデックスファンドのほうが優れている場合もあるからです。

それと「コスト」の問題もあります。

金融庁は、「商品」を選ぶ基準で「コスト」のところをかなり重視しています。

インデックスファンドと違い、

アクティブファンドの場合は、

ベンチマーク(日経平均だったりTOPIXだったりといった目指すべき指数)以上のパフォーマンスを出さなければいけないという宿命があるため、

上手く運用できれば、2倍にも3倍にも上がる可能性があります。

しかしながらベンチマークからかなり下回ってしまうものも中にはあります。

この中から選りすぐりの商品を選ばなければいけないのって至難の業ですよね。

特に「投資」初心者のあなたにとっては、商品選びは、一番の難関でしょう。

ただし、ここにたどり着いたということは、

「アクティブ投信を選びたい」「アクティブ投信の中からいいものを選びたい」という人でしょう。

おおいなるパフォーマンス期待を求めているのではないでしょうか?

ここでは、「つみたて(積立)NISA口座を開いてアクティブ投信を持ちたいけれど、なにがいい?」

だったり「アクティブ投信なにがあるの?」だったりといった疑問にお答えをします。

目次

アクティブファンドとは?

その前にアクティブファンドのことを少しわかっておきましょう!

つみたてNISA口座で購入できる投資信託は、インデックスファンド・アクティブファンド・ETF

と3種類あります。

アクティブファンドってどのようなもの?

詳しくはこのページを参照⇒つみたてNISA*インデックスとアクティブ選ぶならどっち?

インデックスファンドは、その中で最も多く142本です。アクティブファンドは17本あります。ETFは、3本という内訳です。

ETFに関しては、大和証券で購入できます。株式と同じように売買できる上場投資信託です。

日経平均・TOPIX・JPX400が購入できます。

インデックスファンドは、ベンチマークを目指す

インデックスファンドは、ベンチマークと同じように動くことを目指すファンドという特徴があります。

アクティブファンドは、ベンチマークよりもパフォーマンスを上げる運用を目指している

アクティブファンドは、ベンチマーク以上のパフォーマンスを上げなければいけないというった宿命があるのです。そのため運用者の腕にかかっているというところがあります。下記は、ベンチマークを大きく上回っている「成功例」です。

アクティブファンドの場合大きく外す可能性もあり

プロのファンドマネージャーが運用しても、利益を生もうとするがために逆にパフォーマンスを得られず、ベンチマークより下回ってしまう投資信託「失敗」も多くあります。

 

たとえば、

アクティブファンドの特徴としては、「独自の運用方針」「ファンドマネジャーの運用の腕」「企業のリサーチ力」など商品ごとに運用成績で差が出やすくなります。

そのためあなたは、見る目を養わなければいけません。ただし非常に簡単です。

たったつの注意点を見ていけば、パフォーマンスの上がる「アクティブファンド」をつかむことができるのです!!

つみたて(積立)NISAでアクティブファンドを選ぶ4つのポイント

1、過去の実績を参考にしたい

2、純資産残高は出来れば多いほうがいい

3、信託報酬運用コストは参考程度に見る

4、シャープレシオは高いほうが良い

1-1、過去の実績を参考にしたい

まず、過去の実績を見るようにしましょう。

1年前と比べどのくらいのリターンがあるのか?5年前と比べてどのくらいのリターンがあるのか?など見てみましょう。

下記は、あるファンドの月次報告書に載っていた騰落率です。1か月~3年までの騰落率、設定来の騰落率など書いてあります。

また、最近では、運用者がだれなのか?ということも記載してある「ファンド」もあります。そんなものも参考にするといいでしょう。

たとえば、レオスキャピタルワークスは、「ひふみプラス」の運用で有名ですが、ホームページをみるとだれが運用をやっているか?というのがわかります。安心感がありますね。

1-2、純資産残高は出来れば多いほうがいい

純資産とは、今現在ファンドにどのくらいのお金が集まっているのかを示しています。要するに人気度などを図る上でも重要なのです。

下記は、きれいに純資産が増えている投資信託です。

下記は、純資産が減少しています。

上記2つを比べますと、下のような純資産の推移の商品は、購入は避けるべきです。

1-3、信託報酬運用コストは参考程度に見る

「運用コスト」のことです。運用コストを見ていく必要があります。積み立てNISAの場合は、金融庁があらかじめ安いものを選んでくれているので目くじら立ててみる必要はないです。調査費だったり、弁護士費用だったりと経費は掛かるものです。安ければそれなりの調査で終わってしまう可能性もあります。そのためコスト高い=悪いわけではないということです。

 

 

 

たとえば、おいしい肉まんを作りたいとします。

他社の商品をネットで調べて原材料を仕入れる場合と、一件一件お店を回り食べ歩きをしてじかに触れるのでは、コストは断然後者のほうがかかるわけです。

しかしながらおいしい肉まんを作れるのは、後者ではないでしょうか?               アクティブファンドの場合は、コストをかける=ダメということではないのです。

1-4、シャープレシオは、高いほうが良い

シャープレシオとは、リスクをとったことによって得るリターンのことです。この数値がたかければそれだけリターンも大きいということが言えます。

下記の図は、過去30年実績1979年3月~2009年2月のシャープレシオの比較表です。

*1.4%をマークしている日本債券が良かったといえます。

引用:SMBC日興証券㈱用語集引用

上記を踏まえてアクティブファンドは選ぶようにしましょう。

ただしここでは、管理人がすべてのデータをとりまとめてみました。

つみたて(積立)NISAで投資できるアクティブファンド一覧

今現在17本のアクティブ投信が購入できます。

下記がつみたてNISA対象商品届出一覧です。

(対象資産別)17本です。

引用:金融庁ホームページ

地域別に見ていきましょう。

大きく分けて、国内株式・海外株式・混ぜ合わさったバランス型があります。

それごとに見ていきましょう。

つみたて(積立)NISAで購入できるアクティブファンドの地域別比較

まずは国内株式から見てみましょう。

つみたて(積立)NISA・国内株式のアクティブファンド比較

ファンド名 トータルリターン

5年

シャープレシオ

5年

純資産(億円) 信託報酬
コモンズ30 18.49 0.91 131.34 1.06%
大和住信国内DC 17.69 0.70 135.36 1.03%
年金積立Jグロース 23.79 1.12 224.85 0.89%
ニッセイ日本株式 17.12 0.66 890.42 1.08%
ひふみプラス 28.72 1.64 5161.33 1.06%
ひふみ投信 26.68 1.62 1322.82 1.06%
結い2101 12.44 1.24 333.24 1.08%

 

つみたて(積立)NISA・海外株式のアクティブファンド比較

ファンド名 トータルリターン シャープレシオ 純資産 信託報酬
セゾン資産形成の達人 20.23 1.32 576.13 1.35%
フィデリティ欧州株ファンド 16.12 0.95 191.40 1.62%

つみたて(積立)NISA・バランス型のアクティブファンド比較

 

ファンド名 トータルリターン5年 シャープレシオ5年 純資産 信託報酬
EXE-i グローバル中小型株式ファンド 11.57 0.77 56 0.33%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 7.24 0.75 1,653 0.68%
ハッピーエイジング20 9.85 0.71 105 1.59%
ハッピーエイジング30 8.27 0.7 128 1.57%
ハッピーエイジング40 6.30 0.79 154 1.38%
のむラップ・ファンド(積極型) 8.71 0.8 246 1.49%
フィデリティ・米国優良株・ファンド 13.98 0.9 206 1.61%
世界経済インデックスファンド 6.32 0.64 581 0.54%

上記で5年間のトータルリターン・シャープレシオを見てきました。純資産、信託報酬、なども比較してみました。

では、どのファンドが優れているのでしょうか?つみたて(積立)NISAのアクティブファンド徹底比較

つみたて(積立)NISAのアクティブファンド

国内株式ファンドは、なんといっても「ひふみプラス」が、パフォーマンス、シャープレシオ共に1位です。

外国株ファンドは、「セゾン資産形成の達人」です。

もちろん過去の実績であり、今後を約束することではありません。しかしながら、過去に実績がないところよりは、選ぶ価値があるということになります。

この2本が、アクティブファンドの中では、圧倒的に良いファンドであるということが言えます。

つみたてNISA*インデックスとアクティブ選ぶならどっち?

つみたて(積立)NISAが100円からできる証券会社4社

100円から「つみたてNISA口座で」「アクティブファンド」が購入できる金融機関は4社あります。

楽天証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券の4社です。

それぞれ魅力のある金融機関です。

そのためそれぞれの特徴を見極めて口座開設することが大切です。

「つみたてNISA口座」は、たった1社でしか口座を開くことができません。

そのため、慎重になる必要があります。(変更は可能です。)

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ただし、上記で選んだセゾン投信に関しては、セゾン投信という運用会社に口座開設が必要です。⇒

まとめ

ここでは、「アクティブ投信の中からいいものを選びたい」「アクティブ投信ではなにがいい?」という人にむけて、「アクティブ投信とはなにか?選び方のポイントなどをお伝えしました。

4つのポイント

1、過去の実績を参考にしたい

2、純資産残高は出来れば多いほうがいい

3、信託報酬運用コストは参考程度に見る

4、シャープレシオは高いほうが良い

上記4つをポイントに選ぶのがいいということがわかりました。それらを総合すると、「ひふみプラス」「セゾン資産形成の達人」が過去の実績が優秀であることがわかりました。参考にしていただけると嬉しいです。

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