つみたてNISAで購入でき、なおかつアメリカの「S&P500指数」に連動して動くインデックスファンドがあります。
なかでもダントツの人気を得ている投資信託があります。
その名は「iFree S&P500インデックス」です。
大和証券投資信託委託㈱が運用している投資信託になります。
では、なぜこの投資信託は、支持を得ていて人気があるのか、どのような特徴があるのかをお伝えしたいと思います。
目次
S&P500に連動しているつみたてNISA該当商品は、3本
つみたてNISAで、S&P500という指数に連動して運用を行うものは、他にも2本あります。この投資信託も含め3本です。
ファンド名称 | 運用会社 |
米国株式インデックス・ファンド | ステートストリート・グローバル・アドバイザーズ㈱ |
iFree S&P500インデックス | 大和証券投資信託委託㈱ |
農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式S&P500 | 農林中金全共連アセットマネジメント㈱ |
この3本の中でも、
この大和証券投信信託委託㈱の「iFreeシリーズ」の
S&P500は、一般投資家からも支持があります。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2017」では、
6000本ほどある投資信託の中から堂々第10位に選ばれています。
この祭典は、投資信託を日々ウオッチャーしている「投信ブロガー」が最も優れた投資信託を選び順位を決めるものです。
6000本ほどある投資信託の中から選ばれました。
iFree S&P500の特徴
iFree S&P500の特徴としては、米国の代表的な指数である「S&P500」に連動するパフォーマンスを目指している投資信託となります。
特徴としては、まずインデックスファンドであるということがあるでしょう。
シンプルでわかりやすい!インデックスファンド
では、インデックスファンドとはどのようなファンドのことを指すのでしょう。
インデックスファンドとは、
日本ですと「日経平均株価指数」だったり、「TOPIX」だったりといったものです。
いわゆる、「ものさし」です。
市場の色々な個別の情報を取りまとめて計算して算出したものです。
それにより市場の動向を読み取ることができます。
インデックスファンドが上昇すれば、市場は「好調」、逆にインデックスファンドが下落すれば、市場は「低調」といえるでしょう。
インデックスファンドとは、この市場と同じような動きを目指している投資信託のことです。
そのため、市場から逸脱してパフォーマンスを上げることもあまりなければ、市場から逸脱して下落することもそれほどないといえます。
インデックスファンドは、マーケットと同じような動きを目指します。
そのため、常にニュース等で発表のある指数を見ていればおのずとわかるものになります。
非常にシンプルでわかりやすいところが特徴です。
費用は、低コスト
費用は、非常に安いところが特徴でしょう。
通常投資信託は、
購入時、保有期間、売却時に手数料がかかります。
しかしながら、この投資信託は、購入時手数料、売却時手数料は0円です。
また持っている間にかかる、信託報酬も、非常に安いです。
なんと0.243%です。この投資信託を10万円保有していても1年間にかかる運用管理費用は243円です。
同じS&P500の指数連動インデックスファンドの信託報酬と比べても安いことがわかります。
ファンド名称 | 信託報酬 |
米国株式インデックス・ファンド | 0.486%、売却時0・1% |
iFree S&P500インデックス | 0.243% |
農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式S&P500 | 0.486% |
コストが安いということは、それだけ利益にのせることができるということにもなります。
ましてや、つみたてNISAのような長期的な視野で運用するものに関しては大きいでしょう。
デメリット
・米国の株式500企業に限定して運用を行うので、バランス型に比べるとリスクは高い。
・インデックス投信なので、とびぬけたパフォーマンスはでない。
他のS&P500連動商品との純資産比較
純資産をみても「iFree S&P500インデックス」が一番買われています。
ファンド名称 | 純資産 | 購入できる金融機関 |
米国株式インデックス・ファンド | 14.6億 | 楽天証券 |
iFree S&P500インデックス | 49億 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券 |
農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式S&P500 | 2.62億 | 農林中央金庫 |
まとめ
以上ここでは、アメリカの代表する指数の一つ「S&P500指数」に連動する投資信託である
「iFree S&P500インデックス」がなぜ人気なのかを見てきました。
[box class="green_box" title="ここにタイトル"]
・アメリカを代表する指数であるS&P500の連動する投資信託であること
・運用コストが安いこと
[/box]
この2つの特徴があることがわかりました。
ただし、インデックスなのでアクティブ運用のとびぬけたパフォーマンスは出にくい特徴があります。
S&P500の企業に特化しているため、リスクは高くなることもわかりました。
しかしながら、金融経済の中心は、今までもこれからもしばらくはアメリカ中心であることからも、中長期的に持つのであればこの投資信託は非常におすすめできます。
特につみたてNISAのような長期で持つ投資信託としては非常に優れています。