NISA口座から、つみたてNISAに変更したり、今使っている金融機関を変更したり、時期はいつでもできるのか?と考えられる人はいます
そうだね、NISAを使っているけれど、つみたてNISAに変更する場合は、どのような手続きが必要なんだろう。変更の時期は確かに気になる
そうだね、ここでは、金融機関を変更する。NISA~つみたてNISA、つみたてNISAからNISAに変更など、パターン別で開設します。
そうだね、よろしくお願いします。まずは、NISA→つみたてNISA,
つみたてNISA→NISAの変更時期だね
目次
NISA口座→つみたてNISAまたは、つみたてNISA→NISAへの変更手続き
NISAは、3種類あります。「NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」です。「ジュニアNISA」については、20歳未満の方に関しての制度です。金融機関の変更はできません。そのため「ジュニアNISA」については、割愛します。
金融機関は変更せずにNISAの種類を変更NISA→つみたてNISAについて、考えてみます。
まずは、NISA制度とつみたてNISA制度の違いについて考える必要があります。
NISA制度とつみたてNISA制度の違い
NISAは、年間の投資金額が上限で120万円と高いです。ただし、5年間(上限10年間)と期間が短いのが特徴です。
商品は、株式や、投資信託・ETFなら購入可能です。商品に制限はありません。
つみたてNISAは、年間投資金額が上限で40万と低いです。ただし、20年間と期間が長いのが特徴です。
商品は、金融庁が決めた、長期、つみたてに有効な投資信託の中から選びます。
NISA制度 | つみたてNISA制度 | |
年間上限額 | 120万 | 40万 |
期間 | 5年(10年) | 20年 |
商品 | なんでも購入可能 | 金融庁が決めている |
詳しく知りたい人は、下記記事参照👇👇
NISAの種類を変更する手続きは、非常に簡単にできます。
今現在、NISA口座、もしくはつみたてNISA口座を、持っている金融機関に連絡をして、変更届を提出すれば完了できる。
年度途中の変更は注意が必要
ただし年度途中の変更は注意が必要です。
というのも、投資の1年間は、あくまでも1月からスタートして、12月までと決まっています。
たとえば、1月にNISA口座を使い「投資信託」を買ってしまった場合は、その年は、「NISA口座を使用済み」なので「つみたてNISA口座」に移動はできません。
逆も同じことが言えます。その場合は、次の1月まで変更ができません。
次の年の変更の手続きは、
前年度の10月ごろからスタートするところが多いです。
そのため、その時期に金融機関に連絡をして、
NISA口座→つみたてNISA、つみたてNISA口座→つみたてNISA口座に変更はしましょう。
ただし、NISA口座、つみたてNISA口座をその年に使用していない場合は、やぶさかではありません。
いつでも変更が可能です。
あなたが使っている各金融機関に聞いてみると良いでしょう。
金融機関を変更する場合
では、次に金融機関を変更する場合の注意点です。
では、本当に金融機関を変えるべきかどうかを考えましょう。
投資は長く続けることが必要です。市場に居続けることが大切なポイントなのです。そのため下記を参考に見てみましょう。
金融機関を変更する3つのポイント
金融機関を変更する場合、着目してほしい点がいくつかあります。その中で特に3つのポイントは考えるべきところです。
下記は、金融機関を変更するうえで考えて欲しい3つのポイントです。
1、商品の数は十分か?
2、ツールは充実しているか?
3、手数料は安いのか?
上記の3つのポイントを考える必要があります。
1、商品の数は十分は?
まず第一に、商品の数は十分かどうか?ということを考えると良いでしょう。
今もし、銀行で「NISA口座」を持っているのであれば、それは十分ではないといえそうです。
銀行は圧倒的に購入できる商品が少ないです。
例えば、投資信託の商品の数も限られています。
また「つみたてNISA」は、金融庁が180本余りに絞っていますが、銀行ですとその中で購入できる商品は、数本、数十本です。
その点は、ネット証券は、商品数が多いのが特徴です。
下記は、投資信託の本数の違いを、当サイトでのおススメの4社と大手銀行、大手証券会社の商品比較です。
投資信託の数 | つみたてNISAの商品数 | |
楽天証券 | 2600本以上 | 152本 |
SBI証券 | 2500本以上 | 153本 |
マネックス証券 | 1000本以上 | 152本 |
松井証券 | 1200本以上 | 149本 |
三井住友銀行 | 220本以上 | 3本 |
ゆうちょ銀行 | 128本 | 9本 |
大和証券 | 530本以上 | 20本 |
ネット証券会社のほうが圧倒的に投資信託の数、つみたてNISA対象商品の数共に多いのです。
この1つ目のポイントの段階で、ネット証券でNISA口座を作る選択をすることをおススメします。
次に、ツールを見てみましょう。
ツールが充実している?
各社様々なツールを出しています。アプリなどもツールもそれぞれ特徴があります。画面操作、見やすさなど金融機関それぞれの特徴があります。
各社のアプリの比較をここではお伝えします。
会社名 | アプリ | 特徴 |
楽天証券 | iSPEED | 米国の株式取引画面と日本株式画面が同じ |
SBI証券 | SBI証券 株アプリ | 米株とは別。情報は豊富 |
マネックス証券 | パソコンと同様画面 | 米株のアプリは充実 |
松井証券 | 株touch | シンプル使いやすい |
ツールに関しては、ネット証券は、どこも非常に優れているということが言えます。
すべて使っておりますが、個人的には、楽天証券のiSPEED
が、使いやすいと思います。
楽天証券は、もともとがネットの会社が母体になっています。そのため、スマホでの使い勝手、ホームページの使い勝手、すべてにおいてわかりやすく使いやすいです。
手数料がどうなのか?
つみたてNISAの場合は、買い付け時手数料はかかりません。そのため手数料は気にする必要はありません。
ただし、NISAの場合は、手数料がかかるので、その差は、検討する必要があります。
ただし、当サイトでおススメしている4社「楽天証券」、「SBI証券」「マネックス証券」「松井証券」などは、無料に設定しています。
NISA口座・積立NSIA口座の金融機関を変更する方法【移管】
NISA口座は一人一口座と決まっています。
そのため、万が一、金融機関を変更する場合、手続きを踏まないといけません。
移管の方法
- 変更前の金融機関から、「金融商品取引業者変更届出書」を取り寄せ、提出する。
- 変更前の金融機関から「勘定廃止通知書」を受け取る。
- 変更後の金融機関の「口座開設」手続きをすると同時に、「感情廃止通知書」を提出する。
<変更後の金融機関が税務署へ申請し承認後にNISA口座が開設される>
完了!!
以上です。あなたのやることは、1~3です。
非常に簡単な工程ですよ。
提出する書類の名称や請求方法は金融機関によって異なる場合もあります。
そのため変更前の金融機関にてNISA口座の金融機関の変更手順を確認することをしましょう。
下記は、野村證券からSBI証券に移管する手続き例です。👇👇
まとめ
ここでは、NISA変更時期などについて、見てきました。
NISAから、つみたてNISA、つみたてNISAからNISAへの移管の場合は、その年(1月~12月)使っていなければ、時期はこだわらず、いつでも変更可能です。
ただし、1度使ってしまっている場合は、年度途中では移管できません。そのため、その年の10月ぐらいから来年度の変更ができると思うのでその時期に変更すると良いでしょう。
金融機関についての変更も同じです。その年(1月~12月)NISA使用していなければ、変更が可能です。ただし1度でも使ってしまっている場合は、途中移管はできません。そのため、その年の10月ぐらいから、来年度の変更ができると思うので、その時期に変更すると良いでしょう。
どの金融機関にするべきなのか?
NISAなのか、つみたてNISAなのかをよく考えて、より良い投資をスタートさせてください。