2018年度からスタートしたつみたてNISAを「楽天証券ではじめてみたい」という人は多くいます。
ただ、「どんな商品があるの?」「何を選べばいいの」という人も多いです。
実際、購入する商品がわからないので、そのままになっている人がほとんどでしょう。
ここでは、楽天証券でつみたてNISAを始めたいけれど、購入する投資商品がわからない、決まらないという人向けに実際の商品名を出して説明して見たいと思います。
まずは、楽天証券でつみたてNISA開いて購入するメリットをご説明します。
1.楽天証券でつみたてNISA口座開設をして投信を買うメリット
つみたてNISA口座を開ける金融機関は、552社(2018.10月現在)あります。
その中で、ダントツに扱っている商品が多いのが、SBI証券と楽天証券になります。楽天証券は、そのほかに「毎日積み立て」「楽天スーパーポイント」「ボーナス投資」「投信リサーチ」といった他社にはないサービスがそろっています。順に見ていきましょう。
1-1、毎日積み立てが選べる
まず、毎日つみたてができるサービスがあります。このサービスは、つみたてNISAが申し込める金融機関552社のうちたった2社しかありません。(もう一社はSBI証券です。)
月に一度しかない金融機関がほとんどです。そのため、選択肢の幅が広がります。
投資タイミングなどは気にしたくないということであれば、毎日こつこつと積み上げることができる「毎日つみたて」も魅力の一つでしょう!
投資をやめるタイミングも毎日だと、次の日から購入をストップすることができます。毎月ですと、次の月まで待たなければなりません。
きめ細かい対応ができ、こつこつ資産形成したい人には、向いています。
1-2、楽天ポイントプログラムは、「貯める」「使う」「投資する」
何といっても「ポイント」
このサービスも、非常にお得です。
このサービスも、SBI証券と楽天証券にしかありません。
特に、楽天証券はお得です。
何といっても、投資をするのにどんどんポイントもたまっていく、そのポイントを使うこともできるし、また商品を購入する代金にもできます。
ハッピープログラム
楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」および、「楽天銀行ハッピープログラム」にご登録なさると、投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイントを受け取ることができます。100万円で年間480ポイントもらえます。
そのポイントを使うことができます
楽天スーパーポイントなら、楽天グループの「楽天市場」「楽天トラベル」「楽天TV」「楽天ブックス」などで使うことができます。
楽天証券ポイントコースなら、「JALマイル」とマイル交換可能です。JALユーザーにはうれしいですね。
ポイントで投資する
なんと、ポイントで投資をすることができます!
これは、楽天ならではのサービス!
このサービスを知り、管理人「SBI証券」から「楽天証券」にNISA口座を移管してきました!
このサービスは、無から有を生みだすサービスです。ポイントで投資ができるのは魅力があります。
管理人は、旅行が趣味なのですが、「楽天トラベル」にも登録をしてポイントを貯めようともくろんでいます。
これをきっかけに、楽天ユーザーになるのもいいかもしれません!
*ただしこのサービスを受けるには、楽天銀行に口座を開く必要があります。
1-3、まとめつみたても可能
お客様が選んだ複数のファンドを、まとめて設定可能になります。
通常、発注するのは、一件、一件する場合が多いです。
楽天は、1つずつ設定する手間が省けるので、リスク分散のためにファンドへの投資を考えてる方にもおすすめの機能です。
1-4投信スーパーリサーチ・投資信託が選びやすい
「投信スーパーリサーチ」というツールがあります。これが投信を選ぶのに便利ツールです。
下記では、つみたてNISA、純資産が多い順に並べ替えました。
あなたが、調べるのにとても便利になるでしょう。
次は、投資信託の選ぶポイントにすすみましょう。
2、投資信託の選ぶ5つのポイント
初めて投資信託で投資を始める場合、投資信託の選ぶポイントがあります。
そのポイントをここではお伝えをします。
2-1純資産が上昇しているものを選ぶ
一つ目は純資産が上昇しているものです。
純資産というのは、その投資信託がどのぐらいの資産があるかということです。
まず人気があれば、その投資信託は購入されますので純資産は増えます。人気がなかったり、運用が上手くいかない場合は、資産が減ります。
今どのくらい純資産がつみあがっているかということではありません。
あくまでも、純資産が増えているかどうか、右肩上がりかどうか?ということです。
下記の図があります。
増えているものを選ぶようにしましょう。
万が一、純資産が、どんどん減っていってしまった場合、採算が合わなくなり、「繰り上げ償還」になる可能性もあります。そのため、増えているものを選びましょう。
2-2アクティブよりインデックス
インデックスは、日経平均だったり、NYダウだったり、指数に即して動く投資信託のことです。
アクティブというのは、指数を上回る運用を目指すものです。ファンドマネージャーがついて売買を指揮する人がいる投資信託のことです。
一般的にインデックス投資よりアクティブ投信のほうが運用コストは高めです。
つみたてNISAでは、インデックス投信が135本、アクティブ投信が、17本です。
つみたて投信は、金融庁があらかじめ「コストが安」「長期投資」「つみたて投資」に向いているものを選んでくれています。
そのため、ここでのアクティブ投信は、運用コストも安めで、長期積立に向いている商品ということが言えます。
ただ、初心者の人には、やはり、インデックスがいいのでは?と思います。何本か分散するのであれば、アクティブも選ぶと良いでしょう。
ただし、主軸商品では選ぶべきではないでしょう。
2-3資産を向ける先を考える
次に、資産を何に向けるか?ということがあります。
日本株式、米国株式、全世界株式、先進国株式、新興国株式、バランス型、アクティブ型と大きく分けるとこれだけあります。
おそらく運用初心者のあなたは、資産のほとんどが、日本円だと思います。
そのため、海外の資産に投資をすることをおススメします。
また、リスク・リターンが大きい市場である新興国だけの運用も避けると良いでしょう。ただし、資産の一部に入れるのは良いでしょう。
2-4、投資先を決めたうえで信託報酬安いもの確認
次は、投資商品を選ぶうえでは一番大切なことです。
信託報酬、、つまり持っている間の運用コストのことです。
運用コストが安ければ安いほど良いということになります。特にインデックスは、ファンドマネージャーとかが付くわけではないのです。
上記でもご紹介しました、「投信スーパーリサーチ」を使って、「つみたてNISA「手数料」「信託報酬」をチェックして、信託報酬の安い順に並び替えをします。
2-5過去の運用成績をみて、思い切ってアクティブも考えよう。
もしアクティブ投信を選んでみたいということであれば、過去のパフォーマンスを見ながら決めるといいでしょう。
2-5-1過去の実績をベースに選ぶ
1位が、ひふみプラス
2位が、コモンズ30ファンド
3位が年金積立 Jグロース
という投資信託です。
2-5-2独立系運用会社で考える。
上位2社が、独立系の運用会社です。
運用会社は、証券会社、銀行、保険会社の子会社として設立する場合が多いです。その中で独立系というのは、どこにも属さない運用会社というのがあります。
日本では、珍しく、さわかみファンドなどが古くからあります。
ひふみプラスは、レオスキャピタルワークスという会社が運用を行っています。カンブリア宮殿にテレビ出演してから特に人気があります。
コモンズ30ファンドは、コモンズ投信という会社です。渋澤栄一の子供が会長の会社です。
両銘柄とも、楽天証券では購入することができます。
次に管理人が購入している実際の楽天証券の投資信託の実績をおみせいたします。
3、実際の買っている商品の公開
ここでは、自分の保有している投資信託の実績をお伝えをします。
アクティブ投信は、ひふみプラスのみ保有。
それ以外は、インデックス投信です。新興国はおすすめはしないとお伝えしましたが、二本入っています。
これは、ずっと置いておくつもりです。
購入後に、続々と運用コストなど引き下げがあり、さらにもっとコストが低いものが出てきています。。。
そのため、ベスト!!ではありません。
ひふみプラス
楽天・全世界株式バンガードファンド
たわらノーロード新興国株式
楽天・全米株式インデックスファンド
maxis slim 先進国株式インデックス
maxis slim 新興国株式インデックス
maxis slim 全世界株式
米国株式インデックスファンド
8本購入しています。
とりあえずこのまま放置。1年一度ぐらい見直しをするイメージです。
4、楽天証券で買う、つみたてNISA
楽天でつみたてNISA*モデルポートフォリオ①
1、米国株式・・・楽天・全米株式インデックス
信託報酬も0.1296%と安いです。
純資産も右肩上がり。ということがわかります。
投資信託の内容も、世界で最も大きい運用会社のヴァンガード社の運用になります。
2、全世界株式・・・①SBI-SBI全世界株式インデックスファンド(愛称:雪だるま)
信託報酬・・0.1155%と一番安いです。
純資産も増えています。1年間で、13億です。純資産自体はまだまだですが、右肩上がりです。
信託報酬・・・0.15336% で2番目位に安いです。
純資産は、1年間53億です。かなり積みあがりました。①だと純資産に不安ということであれば、いいでしょう。
3、新興国・・・ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
信託報酬・・・0.20412%
純資産は、59.6億です。長く運用しているというのもありますが、1000億越えは安心感があります。
4、先進国株式・・・①ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
信託報酬・・・0.11772%です。コストも安いです。
純資産は、1048億 1000億越えです。安心感があります。ロングセラーです。
信託報酬・・・0.216%です。
純資産・・286億です。右肩上がりです。
5、日本株式・・・①ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
信託報酬・・0.17172%です
純資産・・・206億です。この程度あれば十分でしょう。
信託報酬・・・1.0584%
純資産・・・6513億です。 つみたてNISA購入一番人気商品です。
6、バランスファンド・・・なし
以上がおすすめです。
このおススメ銘柄を資産別ごとにすべて選ぶ方法もあります。
ただしこの場合、「年に一度見直しをする」ということをしていただければと思います。
年に一度見直しをすることをしていくうちに、「投資信託」などの仕組みなどに徐々に慣れていくと思います。
月々33,333円ですので、バランスよく6,666円つづ購入すると良いでしょう。
楽天の場合は、ボーナス月というのを設定できますので、その時にギリギリ使い切るようにしましょう。
おススメは、「SBI全世界株式・楽天・全世界株式」を多めに買われると良いでしょう。
楽天でつみたてNISA*モデルポートフォリオ2
あなたが、色々考えてポートフォリオを組むのが面倒であれば、1本にまとめてしまうこともいいでしょう。
その場合は、バランスファンドで行きましょう。
信託報酬は、0.17172%
純資産は、164億です。
5、まとめ
ここでは、あなたがもし楽天証券でつみたてNISAを開いて投資信託を買うなら何を買うべきか?を見てきました。
まず、楽天証券でつみたてNISAを作るメリットについてをお伝えさせていただきました。
その次に、実際どのような投資信託を選ぶべきか?選び方のポイントをお伝えいたしました。
そして、管理人が実際投資をしている投資信託を公開させていただき、運用していただく商品をご提案させていただきました。
つみたてNISAの対象商品は、すべて金融庁がこれなら大丈夫とお墨付きをつけてくれたものばかりです。そのため何を購入しても大丈夫だと思います。
ただし、少しでもパフォーマンスにこだわりたいということであれば、ぜひ参考にしていただけるといいと思います。