つみたてNISA 商品 投資信託 比較

つみたてNISAでアクティブファンド選ぶなら?

つみたてNISAで購入可能な運用商品は、

「インデックス」

「アクティブ」

「ETF」

があります。

そのなかで「アクティブ」についてここでは、見ていきましょう。

「アクティブ」の中で何がいいのか?「アクティブ」の中で選ぶならおススメは何かを見てみたいと思います。

目次

1、そもそもアクティブとは、どのような投資信託?

そもそもアクティブとはどのような運用のものをいうのでしょうか?

その違いを、インデックスと比べてみましょう。

1-1、インデックスとアクティブの違いは・・?

投資信託には、大きく分けてその運用は、2つあります。

アクティブ インデックス
指数からの乖離 指数の上を目指す 指数と同等の運用成果を目指す
手数料 高い 安い
ファンドマネージャー 多いに関係あり 特になし

 

【インデックスファンド】

指数に連動するインデックスファンドが優秀な投資信託

【アクティブファンド】

ファンドマネージャーの腕により、ベンチマーク(指数)を大きく上回る成果を期待できる!

ファンドマネージャーが先行きを見誤ると、ベンチマーク(指数)から大きく下回る可能性もある

1-2、アクティブファンドは、儲かるか知りたい。

・ファンドマネージャーの腕次第

アクティブファンドの特徴は、ベンチマークを大きく上回る成果も期待できるけれど、ファンドマネージャーの腕にかかっているところがあり、下回る可能性もあるということろにあります。

市場の状況を見ながら常に企業を見続けファンドに入れたり、外したりしないとその成果は保てません。

そのため、そのファンドは、過去にどのような成果を出しているかを参考にする必要があります。

過去の実績などがあると、それに伴い知名度も上がり、資金も流入しやすいので、純資産も増えます。

純資産が増えると運用もしやすいということがあります。

プラスに働きます。

アクティブファンドを選ぶメリットはあるかを見てみましょう。

「つみたてNISA」対象の「アクティブファンド17本を見てみましょう。

2、アクティブファンド全銘柄

下記が、アクティブ運用投信の全銘柄です。

引用:金融庁ホームページ

以下は、トータルリターンです。

ファンド名 運用会社 トータルリターン(%) 純資産総額
(億円)
3(年率) 5(年率) 設定来
EXE-i グローバル中小型株式ファンド SBIアセットマネジメント 5.65 11.57 69.20 56
結い2101 鎌倉投信 5.08 7.41 101.10 372
コモンズ30ファンド コモンズ投信 8.27 12.59 222.08 145
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド セゾン投信 1.75 7.15 46.03 1,653
セゾン資産形成の達人ファンド セゾン投信 7.30 14.22 117.46 659
ハッピーエイジング20 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント 3.57 9.83 51.08 105
ハッピーエイジング30 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント 2.74 8.30 51.98 128
ハッピーエイジング40 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント 2.52 6.44 49.42 154
大和住銀DC国内株式ファンド 大和住銀投信投資顧問 3.58 10.27 36.11 136
年金積立 Jグロース 日興アセットマネジメント 6.84 14.72 158.40 243
ニッセイ日本株ファンド ニッセイアセットマネジメント 2.33 10.01 133.83 846
のむラップ・ファンド(積極型) 野村アセットマネジメント 2.06 8.44 107.57 246
フィデリティ・欧州株・ファンド フィデリティ投信 6.24 12.45 177.80 192
フィデリティ・米国優良株・ファンド フィデリティ投信 2.92 13.00 116.07 206
世界経済インデックスファンド 三井住友トラスト・アセットマネジメント 1.72 6.32 124.86 581
ひふみ投信 レオス・キャピタルワークス 14.48 20.90 412.05 1,436
ひふみプラス レオス・キャピタルワークス 14.62 21.07 317.60 6,211

上記は、過去の実績です。

過去の実績がいいからといって今後を約束するものではありません。

ただ参考にはなります。

3、アクティブファンドの選定基準

日本には、約6000本の投資信託があります。

その中で金融庁が、つみたてNISA対象商品に選んだのは、たったの160本前後です。

その中でさらに「アクティブファンド」は、下記の選定基準を経て17本に絞られています。

つみたてNISA対象商品の商品の「選定基準」を比較・検証しましょう。

金融庁が公表している、つみたてNISA対象のアクティブファンドの主な選択基準は以下のとおりです。

1、純資産総額が50億円以上ある

2、運用を開始してから5年以上経過しており、その3分の2以上の期間で資金流入が続いている

3、信託報酬が、国内資産を対象にしたものは年率1%以下、海外資産を対象にしたものは1.5%以下

4、信託期間が無期限20年以上ある

5、分配金が頻繁でないこと

6、複雑な仕組みがない

引用:金融庁ホームページ参照

等が挙げられます。

見てみましょう。

1、純資産総額が50億円以上ある

投資信託に集まっている資産が、50億以上のものに限られます。

ある程度人気の集まっている投資信託ということが必要です。

2、運用を開始してから5年以上経過しており、その3分の2以上の期間で資金流入が続いている

運用実績があるもので、5年以上経過しているもので、資金が出ていっているものではなく、買われている、要するに「人気ある」商品であることが必要です。

3、信託報酬が、国内資産を対象にしたものは年率1%以下、海外資産を対象にしたものは1.5%以下であること

信託報酬といって、運用中の運用コストは、年率1%以下のもの、海外の資産は、1.5%以下のもの、つまり、「運用コストが安いものに限られます。

4、信託期間が無期限20年以上あること

運用期限が、長いものに限られます。

5、分配金が頻繁でないこと

長期投資が基本なので、分配金が出ないもの。

もしくは、分配金が頻繁でないものに限られます。

6、複雑な仕組みがないこと

複雑な仕組みがないことが必要です。

初心者向けの商品であることから、わかりやすいということが大切です。

そのためデリバティブなどの仕組みがないものに限られます。

上記で言えることは、実績というよりは、商品に対する信頼度、実績、人気度、コストなどを主な選定基準にしているように見受けられます。

運用者や運用会社の是非などはそれほど問題にはされていません。

積み立てNISA対象商品のなかのアクティブファンドの中で人気の高いに絞って検証してみたいと思います。

4、アクティブファンドで、実力派・代表銘柄

以下で7銘柄を見てみましょう。

人気の高い7銘柄

日本株式

1、ひふみプラス【日本株式】

2、年金積立 Jグロース【日本株式】

3、結い2101【日本株式】

4、コモンズ30ファンド【日本株式】

世界株式

5、世界経済インデックスファンド【世界の株式・世界の債券】

6、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド【世界の株式・世界の債券】

7、セゾン資産形成の達人ファンド【世界の株式】

4-1、日本株式人気のアクティブファンド

日本株式の運用で人気の銘柄「ひふみプラス」「年金積立 Jグロース」「結い2101」コモンズ30ファンド」の4銘柄

4-2、世界株式人気のアクティブファンド

世界株式・債券などの運用で人気の高い銘柄「世界経済インデックスファンド」セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」の3銘柄

等があります。

それぞれの違いを見て、ご自身にあった投資信託を選びましょう。

管理人は、ちなみに「ひふみプラス」を買っています。

まとめ

ここでは、つみたてNISAでアクティブファンドを選ぶならどれ?と題して、解説しました。

「インデックス」に比べ、「アクティブ」は、20本以内しか選ばれていません。

少ないということがわかりました。

ただし、選ばれている「アクティブファンド」に関しては非常に優れている商品が多いこともわかりました。

もし選ぶのであれば、内容を確認して過去の実績や資産を見て選ぶと良いでしょう。

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