業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける
ファンドシリーズ「e MAXIS Slim」その中でも、
ひときわ人気がある投資信託が、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」です。
この投資信託は、既存の投資信託「eMAXISシリーズ」の
「eMAXISバランス(8資産均等型)」を「つみたてNISA」向けに設定したものです。
こちらの投資信託1本で、つみたてNISAで購入する投資信託は十分という人が多くいます。
なぜこの投資信託が選ばれるのでしょうか?
ここでは、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」が選ばれる理由をお伝えいたします。
目次
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の特徴・3つ
まずどのような特徴があるのかを、表にしてみました。
投資対象ベンチマーク |
日本株 TOPIX(配当込み) 先進国株 MSCIコクサイ・インデックス (配当込み) 新興国株 MSCIエマージング・マーケット・ インデックス(配当込み) 日本国債 NOMURA-BP(I 国債) 先進国債 FTSE世界国債インデックス (除く日本) 新興国債 JPモルガンGBI-EMグローバル・ ダイバーシファイド |
ファンド設定日 | 2017.5 |
分類 | インデックス・複数指数・海外型・8指数 |
最低申込金額 | 100円~(SBI証券・楽天証券) |
購入時手数料 | なし |
信託報酬 | 0.1728% |
財産留保額 | なし |
投資形態 | ファミリーファンド形式114.72 |
純資産 | 114.72億 |
資産配分 | 国内株式12.5% 国内債券12.5% 国内リート12.5% 先進国株式12.5% 先進国債券12.5% 先進国リート12.5% 新興国株式12.5% 新興国債券12.5% |
特徴としては、
[box class="pink_box" title="3つの特徴"]
- 市場全体を網羅しているので、これ1本でリクス分散が可能!ほったらかしで大丈夫
- 信託報酬が業界最低水準は、メリット大
- わかりやすい
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といった特徴があります。
市場全体を網羅しているので、これ一本でリスク分散が可能!ほったらかしで大丈夫
この投資信託1本で分散投資ができるので、世界の成長を取りこぼしなくそのまま享受できるといったメリットがあるといえます。世界市場の大部分が株式、債券、リートに特化しています。
先進国も新興国も、株式も債券も、それとリートもバランスよく入っています。
「売買をするのが面倒」だったり、「何を買っていいかわからない」といった人にはもってこい!
「ほったらかし」で大丈夫です。
信託報酬が業界最低水準は、メリット大
信託報酬は、業界最低水準を目指している投資信託です。
他社でこの投資信託以上に低い投資信託を設定した場合、この投資信託はもっと信託報酬を下げてきます。
しかも将来にわたって目指いし続けるというのだからすごいです。
「つみたてNISA適格ファンド」といったマークまで作ってしまいました。
やる気を感じます!
他社とは、そこを圧倒的に差別化しています。
インデックス投信で、コスト以外の差別化は、なかなか測るのは難しいでしょう。
「投資信託」特にこの手のインデックスファンドは、
「運用コスト」が安いものがいい投信といいきってもいいほどです。
わかりやすい
なんといってもわかりやすいです。
8指数すべての指数がインデックス運用で、しかも8資産に均等にわけて運用を行っています。
投資信託をこの1本持っていればなにも心配することはありません。
すべての市場を網羅しているので、日本株が下がったり、先進国の債券がかわれたり、してもそのまま持ち続けましょう。
米国株価が下がったニュースをしていても、日本が大幅下落をしていても、市場の動きに一喜一憂しなくても大丈夫です。
なにせ、インデックス、8資産均等、運用コスト安、とすべてのアイテムがそろってるからです。
この投資信託は、長期でもつつみたてNISAの理想のカタチということが言えます。
他の8資産分散と運用コストを比較★圧勝★
つみたてNISAで購入できる「海外型・8指数・インデックスファンド」は、全部で23本あります。
その中の代表的な8つと比較したいと思います。
上記で説明しました通り、業界最低水準の運用コストです。
安くても0.2%代です。0.1%代は、eMAX Slimバランス(8資産均等型)のみです。
下記の表にまとめてみました。
こんなに違うんです!高いものだと0.54%・・・
商品名 | 信託報酬 | 運用会社 |
eMAXISSlimバランス(8資産均等型) | 0.1728% | 三菱UFJ国際投信 |
たわらノーロード 最適化バランス(安定・安定成長・成長・積極・保守) | 0.54% | アセットマネジメントOne |
たわらノーロード バランス(8資産均等型・堅実型・積極型・標準型) | 0.2376% | アセットマネジメントOne |
iFree 8資産バランス | 0.2376% | 大和投信信託 |
三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド | 0.2268% | 三井住友アセットマネジメント |
SMT8資産インデックスバランス・オープン | 0.54% | 三井住友トラストアセットマネジメント |
eMAXIS 最適化バランス(ストライカー・ディフェンダー・フォワード・ミッドフィルダー) | 0.54% | 三菱UFJ国際投信 |
eMAXISマイマネージャー(1970s・1980s・1990s) | 0.54% | 三菱UFJ国際投信 |
つみたて8資産均等バランス | 0.2376% | 三菱UFJ国際投信 |
つみたてバランスファンド | 0.2106% | りそなアセットマネジメント |
8資産分散のデメリット
デメリットとしては、資産が分散されているがために、
足を引っ張る市場が常にあり、
値下がりには強いですが、
値上がりには、一定の期間がかかるということが言えます。
これはメリットでもありますが、
裏を返せばデメリットでしょう。
例えば、日本株式が10%上昇、しかしながら新興国の株式が10%下落してしまっているという場合、利益が相殺してしまいます。
つまり分散されている場合、下落基調の時は、下支えしてくれる市場があるので比較的下落幅は少なく抑えることができます。
また、相場が、ひとたび上昇基調に乗り出したときは、安定資産である債券などが足を引っ張り、亀の歩みのように遅く上昇します。
ただし、つみたてNISAの場合、長期投資が基本です。
そのため短期的な利益の享受よりも、長期的な安定運用に重きを置いた商品のほうが理想としてはいいといえます。
eMAXISシリーズの存在★つみたてNISAむけにコスト安 Slimシリーズ
もともと、eMAXISシリーズのeMAXISバランス(8資産均等型)があることはお伝えしました。
つみたてNISAを意識して「三菱UFJ国際投信」は、
新たに「eMAX IS Slimシリーズ」を設定いたしました。
他の運用会社のほとんどは、既存の投資信託の運用コストを下げるというカタチがほとんどです。
しかしながら、三菱UFJ国際投信は、
同じ投資信託で、バージョンアップさせて、
運用コストだけを値下げしたファンドを実現させました。
しかも業界最低水準を維持し続ける方法です。
マザーファンドは、下記が「eMAXISバランス(8資産均等型)」になります。
上図の「eMAXISSlimバランス(8資産均等型)」と
下図の「eMAXISバランス(8資産均等型)」と全く同じです。
であれば、運用コストが安い「eMAXIS Slimの(8資産均等型)のほうに軍配は上がるでしょう。
運用コストは、eMAXISバランス(8資産均等型)は、0.54%です。売却時の財産留保額は、0.15%です。
eMAXIS Slim(8資産均等型)は、0.1728%です。売却時財産留保額は、0円です。
かなりの違いがあります。であれば絶対的に、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)です。
「一億人の投信大賞2017」受賞したおおもとのeMAXISバランス(8資産均等型)
この大本の「eMAXISバランス(8資産均等型)」は、「一億人の投信大賞2017」に受賞しています。
一億人の投資信託大賞とは「普通の人が普通に長期投資で資産形成をするため」という視点で良い投信を徹底的に探してみよう!ということで企画したものです。
5705本の対象ファンドから絞り込んだ118本、その中から優秀ファンドを選定します。
その中で「資産分散 アロケーション・積極型」で「1位を受賞したファンド」なのです。
その優秀なファンドのさらに「運用コストが安い」
投資信託が、この「eMAXIS Slim」ということは、さらに良いということになります。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017★人気がある投信は資金が集まる!
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」では、
大本の「eMAXISバランス(8資産均等型)」ではなく、
「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」が選ばれています。
この祭典も年に一度、投資信託を常にチェックしている投信ブロガーたちが、個人投資家目線で良い投資信託を選ぶ祭典です。
それに「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」が、選ばれました。
このことでわかることは、一般の投資家から支持され、一般の投資家に向いている商品といえるということです。
まとめ
ここでは、eMAXIS Slimシリーズで一番人気のeMAXIS Slim(8資産均等型)をお伝えいたしました。
この投資信託は、非常に人気のある「eMAXISバランス(8資産均等型)」をもとに、つみたてNISAが始まる前年度2017年度にスタートいたしました。
もともとの「eMAXISバランス(8資産均等型)」と同じマザーファンドであり運用内容などは全く同じです。
そのため運用には非常に定評があるものです。
その上運用コストが安いのです。
スタートしたばかりですが、純資産も順調に伸びています。
特徴は大きくお伝えすると、3つあります。
8つの資産に分かれているので、1本でリスク分散することができます。
運用のコストが業界一安いです。そのため、その分の利益を享受できます。
わかりやすいです。市場を見ながら色々考えて投資をしなくても、この1本を買っておけば、市場全体を購入するイメージなので運用の心配をしなくてもよく楽です。
以上3つの特徴がありました。
要するに、他に何も購入しなくても「これ1本で運用商品は、いい」ということです。
ただし、購入できる証券会社は限られています。
松井証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などで購入できます。
ご自身と相性のあう証券会社を選びましょう。